茨木市議団ミニ・ニュース [2005年7月19日号]

◎国民平和大行進に参加(7月6日)


 核兵器廃絶を訴えて東京から広島まで更新する「国民平和大行進」が7月6日茨木に入りました。
お昼の12時50分より茨木市役所グラウンドで、市民平和行進の参加者と合同の出発集会を開き、
午後1時すぎに行進出発。党市会議員団も元気に茨木→摂津コースを行進し、核兵器廃絶や憲法
9条を守ることを訴えました。

 今年は被爆60年、戦後60年の大きな節目の年。「今こそ核兵器廃絶を」、「テロも戦争も許さない」
の声は国内外でかつてなく高まっています。こうした情勢の元での今年の原水爆禁止世界大会の成
功はとりわけ重要です。

 党市会議員団は、今年の世界大会に岡崎栄一郎議員を派遣する予定です。


◎市長、助役、収入役、教育長と面談(7月15日)
             パンフ『日本外交のゆきづまりをどう打開するか』贈呈

 今、小泉首相の靖国神社参拝問題が大きな政治問題になっています。日本共産党は、この問題を
重視し、先の侵略戦争を美化する「靖国史観」ともいうべき靖国神社の問題点を明らかにし、アジア
外交での平和の大戦略を確立するための「3つの提案」を呼びかけた不破議長の時局報告会をパン
フレット化した「日本外交のゆきづまりをどう打開するか−戦後60周年アジア諸国との最近の関係を
めぐって」の贈呈、対話活動をおこなっています。

 党市会議員団も7月15日に市長、助役、収入役、教育長に面談し、パンフレットを贈呈しました。

 党市会議員団では、今後、いっそう幅広い層に贈呈、対話活動をおこなっていく予定です。




◎茨木市都市計画審議会 日本共産党、無駄な大型開発や見通しのない土地
 区画整理事業には同意できないと主張(7月13日)

 北部大阪都市計画の見直し案を審議するための茨木市都市計画審議会が、7月13日開かれました。

 この見直しは、「北部大阪都市計画・都市計画地域の整備、開発および保全の方針」(以下、「方針」)
の変更と、それに伴う市街化区域の区域区分(=線引き)の変更、用途地域等の変更をおこなうため
のもので、大阪では五年に一度おこなわれます。

 日本共産党の審議委員(市議会選出)朝田みつる議員は、今回の「方針案」は「少子・高齢化が進
行する『成熟する社会』に対応し、量的な拡大から質的な豊かさの向上への転換を図る」と言いなが
ら、彩都開発や安威川ダムや余野川ダム、第二名神など、あいもかわらず見通しのない大型開発推
進で、言っていることとやっていることが全然違う、とくに余野川ダムは「中止」、相次ぐ大型開発「見
直し」表明で、もう現時点で前提が崩れていることを指摘し、さらに「線引き変更案」でも安威川地区
の住宅開発(土地区画整理事業)の予定地を市街化区域に編入するというもので、バブルがはじけ
て経済が低迷し、しかも彩都開発と競合するような開発計画は止めるべきだと主張し、採決には反対
の態度をとりました。

 こうした議論が他の審議委員にも影響し、「安威川ダムも見直しで方針にどう反映させるのか」、「土
地区画整理事業というやり方に疑問を感じている」等々の意見が出され、会長のまとめでも安威川地
区土地区画整理事業と用途地域の変更では商業地域が拡大された部分については高層マンション
建設等で紛争が起きることのないように「慎重に対応していくよう」という「注文付き」採択となりました。