平成18年度大阪府茨木市一般会計予算について、組み替えを求める動議

議案第30号、平成18年度大阪府茨木市一般会計予算について、所定の賛成者を得て、組み替えを求める動議を提出いたします。

それでは、2ページ目の別紙(下記一覧)をご覧いただきたいと思います。例年に引き続いて今回の組み替え動議も、歳出予算の削減を中心とした内容のものであります。

歳出予算の削減として、総額23億8,455万8千円でありまして、その主な内容は、まず、事業の破綻が明確になっており、不要不急の国際文化公園都市計画関連の都市計画道路事業、モノレール豊川駅前広場および自転車駐車場整備事業、モノレール彩都西駅自転車駐車場整備事業、(仮称)第15中学校建設事業、彩都建設推進協議会負担等であります。

次に大阪府が進めている不要不急の事業として安威川ダム関連事業、安威川ダム建設協議会負担金等であります。

次に一般行政の中に不公正な格差をつくりだしている同和人権関係補助委託料等であります。
次に小泉構造改革の茨木市の子ども版とも言える市立保育所民営化に関わる経費、さらに規制緩和万能論で市民にあらたな犠牲を進め、公共料金値上げ・家庭ごみ有料化・学校給食民間委託化などの方向を検討するための行政改革指針策定事業、国民保護を名目とした「市民統制」が懸念される茨木市国民保護計画の策定に関わる経費等であります。

一方、歳出予算の増額として、総額2億7,326万4千円でありまして、その内容は、今回改悪されました、小中学校就学援助事業を現行のまま継続するための所要額をはじめ国民健康保険料据え置きのための繰り出し、通院乳幼児医療費助成制度0・1歳所得制限撤廃、介護保険低所得者保険料・利用料軽減補助拡充創設、小学校1年生30人規模学級導入、産業活性化緊急支援事業(住宅リフォーム)新設、身近な街路灯・道路維持事業等増額に関わる所要額であります。

以上で趣旨説明を終わります。ぜひご賛成いただきますよう、よろしくお願いいたします。


2006年度(平成18年度)一般会計予算組み替えを求める動議

(予算の減額)            合計 2,384,558千円
・山麓線整備事業                133,000千円
・モノレール豊川駅前広場整備事業        267,000千円
・モノレール豊川駅自転車駐車場整備事業      20,000千円
・モノレール彩都西駅自転車駐車場整備事業    212,053千円
・(仮称)第15中学校建設事業       1,493,689千円
・彩都(国際文化公園都市)建設推進協議会負担金   6,887千円
・安威川ダム建設対策協議会負担金            482千円
・安威川ダム関連事業              115,200千円
・同和人権関係補助委託料等            67,171千円
・第二名神意見交換会                  100千円
・市立保育所民営化に関わる経費           4,580千円
・企業立地奨励金                 34,000千円
・創業促進バイオインキュベートルーム賃料補助事業 30,000千円
・行財政改革指針の策定                 174千円
・茨木市国民保護計画の策定               222千円


(予算の増額)              合計 273,264千円
・小・中学校就学援助事業継続           24,000千円
・国民健康保険料据え置き繰り出し         86,804千円
・乳幼児医療費助成制度0,1歳所得制限撤廃    18,460千円
・介護保険低所得者保険料利用料軽減補助       4,000千円
・小学校一年生30人規模学級導入         69,000千円
・産業活性化緊急支援事業(住宅リフォーム)    20,000千円
・街路灯設置事業                  1,000千円
・道路維持事業                  30,000千円
・道路舗装・簡易舗装事業             20,000千円