日本共産党市会議員団「新年のごあいさつ」

 新年あけましておめでとうございます。日頃の日本共産党市会議員団に対するあたたかいご支援とご協力に心から感謝申し上げます。

 日本共産党市会議員団は、昨年の年金課税への強化と定率減税の半減といった国民犠牲の増税が強行されるもと市民に悪政のしわ寄せをするのではなく、一貫して彩都開発や安威川ダムといった大型開発や不要不急の道路建設などを見直し、公共施設の耐震化促進や歩道整備、生活道路の維持補修などバリアフリー、生活密着型に公共事業の重点を移すこと、民生費や教育費の増額を主張してきました。皆さんと力あわせて昨年は子どもの通院医療費助成対象年齢を小学校就学前までに拡充、介護保険料の軽減対象を預貯金100万円以下から預貯金350万円以下まで条件緩和、民間建築物の吹き付けアスベスト調査費用の一部補助制度の創設(50棟分)、校舎増築・耐震補強・便所改修など小・中学校、幼稚園施設の改善、学童保育の冬季(11月〜2月)の午後6時までの延長、障がい児の受け入れ枠の拡大などを実現することができました。

 さて、明けて2007年。昨年より国の増税路線に歩調をあわせて市民の暮らしを脅かす流れが強まってきており、「公立保育所民営化」の推進とあわせて「学校給食の民間委託」が一気に具体化されることが危惧されます。また、国民健康保険では高すぎる保険料の問題とともに資格証明書や短期保険証の発行、差し押さえ措置など滞納者への制裁措置は過酷を極めています。日本共産党市会議員団は、市民の皆さんとより強固な運動を進め、民営化や民間委託、公共料金引き上げなどの市民犠牲のニセ行革をやめさせ、国保料の据え置き・引き下げ、滞納者への制裁措置の中止、同和特権の一掃、住宅リフォーム支援などの重点項目の実現へ全力を尽くします。国政では自民・民主による庶民大増税を許さず、平和憲法を守る運動に「たしかな野党」としてより一層がんばります。どうか本年もよろしくお願い致します。

※市議会だより173号に新年の抱負として掲載したものと同一の文章です。