[岩本まもる]3月定例市議会 一般質問(2007.06.07)
□学童保育施策の充実について
1 放課後対策事業運営委員会の検討事項について
「茨木市放課後対策事業運営委員会設置要綱」の第2、検討事項の項目(1)「放課後子ども教室推進事業と放課後児童健全育成事業との連携に関すること」とあります。政府が示した2つの放課後放課後対策事業の連携について「一体的あるいは連携して実施する(放課後子どもプラン)を創設する」と基本方向が示されていますが、本市の要綱では「一体的」という文言がありませんが、・「一体的」と「連携」のと違いは何か。「連携」することの中に現在の学童保育を全児童対策事業に統廃合していくことが含まれるのかどうか、答弁を求めます。
2 待機児童および大規模教室の過密解消について
学童保育、現在の待機児童数および1教室の児童数について
60人を超える教室数、そのうち70人を超える教室数、100人を超え る教室数についてお示しください。教育長におたずねします。天王小学校の学童保育教室では現在112名、1年生は39人、2年生39人、3年生は34人となっています。現在、学校では、小学1・2年生は1クラス35人学級になっておりますので、天王小学校の学童保育ではちょうど5クラス分の子どもがプレハブ教室につめこまれている状態です。これは教育上、好ましい状況かどうか、答弁を求めます。
3 指導員の身分保障と配置基準について
学童保育指導員は専門的な仕事でありながら、非常勤嘱託または臨時あるいはアルバイトと、適切な身分保障がなされず、低賃金かつハードな仕事を与儀なくされています。劣悪な労働条件のもとでも、「子どものために」献身的に働いておられるのが現状ではないでしょうか。とりわけ「非正規」から「正規」職員への登用、労働条件の改善は急務の課題であると考えますが、答弁を求めます。指導員の配置基準についてですが、今年の4月時点での比較で玉櫛は児童数73人で、配置基準指導員数4名、加配2名、天王は児童数104名で配置基準指導員数5名、加配1名となっていました。31名も子どもが増えても1名しか指導員が配置されない、これでは子どもを安心・安全に預けられない状況です。やはり配置基準がおかしい、配置基準とりわけ80名を超える教室について、適切な配置基準をもうけるべきであると考えますが、答弁を求めます。
4 施設改善について(空き教室への移行、クーラー設置など)
学童保育のプレハブ教室は、クーラーがないと、夏の駐車場に置いてある車の中のように、灼熱地獄状態になります。しかも子どもは元気に動き回るので、よけいに温度はあがります。保護者会のアンケートでも、もっとも要望が高いのが、「クーラーをつけてほしい」です。家庭用のものでは間に合いません。夏休みは1日の大半を教室で過ごす子どもたち、生活の場としてふさわしい、大型クーラーの設置が必要です。また空き教室では、廊下にござをひいてお昼ねしています。空き教室についても同様にクーラー設置が必要であると考えますが、答弁を求めます。
(2問目)
□学童保育施策の充実について
1 放課後対策事業の検討について
「放課後子どもプラン」の基本的な考え方について、文部科学省・厚生労働省の両局長の地方自治体への通知では、学童保育に関して、放課後児童健全育成事業の対象児童に対する配慮として、プランの実施に当たって「放課後児童健全育成事業」の対象児童に対しては現在と同様のサービスを提供することとする。具体的には・適切な指導員の配置・専用のスペース確保・開設日数、開設時間の確保・出欠確認をはじめとする子どもの安全確認の実施・家庭との日常的な連絡、連絡交換等の実施等と示されております。
また教育委員会は昨年12月議会で「両事業の機能や役割は、基本的には維持しながら、総合的な放課後対策事業の充実を図っていく」と答弁されておられます。「学童保育」と「全児童対策」は基本的にそれぞれ、固有の目的があり、連携することは大事ですが、それぞれの事業内容を充実させていくことが大切であると考えます。すでに一部自治体で実施している学童保育を廃止して全児童に組み込むやり方は、放課後子どもプランのめざす方向に反しており、好ましくありません。この点についての見解をもとめます。
2 適正な人数規模への改善、複数教室への移行についておたずねします。
本市の場合、児童数60人を超える教室は全体30教室のうち8教室、70人を超える教室が4教室、100人を超える教室1教室と学童保育を利用する児童数の急増しております。子どもが安心・安全に過ごすための1教室あたりの児童数の適正化が求められています。厚生労働省は「適正な人数規模への移行促進」として71人以上の大規模クラブについては、3年間の経過措置後、補助を廃止し、教室の分割を促進しておりますが、本市においても学童保育教室の複数化を検討することはまったなしの課題であると考えます。少なくとも60人を超える教室は複数化すべきであります。答弁を求めます。