18年度茨木市財政状況推移及び北摂市比較◯印内の数字は北摂7市中の順位−日本共産党茨木市会議員団
@−1歳入各費目の推移(単位・百万円)
年度 市税 財源対策債 事業債 国庫      支出金 地方      交付税 府支出金 財産収入 その他 合  計 内、経常  一般財源 内、充当一般財源総額
14 44,201 2,372 681 7,012 1,813 3,510 14 14,091 73,704 47,353 55,695
15 41,824 5,058 2,512 7,577 1,217 3,692 21 12,489 74,390 44,811 55,053
16 41,601 3,843 4,462 7,941 1,518 3,360 125 13,556 76,406 45,733 54,375
17 41,977 3,165 3,055 7,654 570 3,707 42 13,826 73,997 45,786 54,061
18 43,039 2,102 2,737 7,131 194 3,990 110 13,577 72,880 44,064 54,799
19予定 47,100 2,291 2,100 7,401 163 4,608 39 11,635 75,337 48,594 57,417
歳入全体では18年度は約729億円と17年度の約740億円より減額になっていますが、市税収入では17年度の約420億円から18年度は約430億円と増収となり、さらに19年度は約471億円と空前の増収が予想されています。もともと不交付団体ですから、地方交付税減額の影響もありませんので、まるまるプラスになります。市民は「税制改正」で増税となる一方、市の財政は潤うという皮肉な現象です。市税収入の増加の主な要因は18年度は個人市民税は「税制改正」等により約11億2千万円増、法人市民税は企業収益の改善で約2億8千万円増、市たばこ税の税率改正で約9千万円増で、固定資産税は評価替えにより約6億4千万円の減です。19年度は個人市民税が「税制改正」等で約30億円増、法人市民税が企業収益改善で約8億2千万円増、市たばこ税は約1億円増、固定資産税の新築家屋の増等により約8千万円となることが主な要因です。
@−2市税収入各費目の推移(単位・百万円)
年度 個人市民税 法人市民税 固定資産税土地 固定資産税家屋 固定資産税償却 都市計画税 その他 合計
14 14,952 3,136 9,493 7,274 3,186 4,173 1,987 44,201
15 14,156 3,097 8,919 6,800 2,948 3,859 2,045 41,824
16 13,716 3,358 8,485 7,238 2,737 292 3,835 41,601
17 14,094 3,573 8,085 7,543 2,846 3,778 2,058 41,977
18 15,212 3,854 7,926 7,014 3,072 3,612 2,349 43,039
19予定 18,279 4,668 7,859 7,203 2,976 3,645 2,470 47,100
増収の大きな部分は個人市民税です。17年度の約141億円から18年度は約152億円、さらに19年度は約183億円とこれも空前の増収です。これを見ても庶民増税の犠牲となったのは一般市民であることがわかります。個人市民税収入の増加の要因として18年度は定率減税の2分の1の縮減により約6億5千万円の増、老年者控除廃止等に伴う改正で約2億4千万円の増。19年度は税源移譲による税率改正で約16億6千万円の増、定率減税の廃止により約7億円の増、団塊世代退職者の増加による約3億6千万円の増が主な要因です。
@3普通会計財政状況北摂7市比較(18年度)(地方債現在高・経常一般財源・単位、円)
市名 財政力指数(3カ年           均) 市民一人あたり経常一般 財源 経常収支    比率% 公債費       比率% 起債許可制限           比率% 市民一人  あたり地方債現在高 実質収支   比率%
茨 木 市 0.984C 177060F 88.2@ 8.9A 8.9A 205652B 2.2A
豊 中 市 0.979D 184853D 97.2E 13.9C 13.9C 305529D 0.6E
高 槻 市 0.777F 177221E 91.6A 9.9B 9.9B 159678@ 1.0C
吹 田 市 1.121@ 197321A 93.0B 7.7@ 7.7@ 196046A 0.6E
箕 面 市 1.059A 193009B 96.9D 14.3D 14.3D 259998C 5.3@
池 田 市 0.95E 186818C 101.3F 14.8E 14.8E 351198E 1.8B
摂 津 市 1.023B 240732@ 95.2C 20.0F 20.0F 358267F 0.9D
茨木市の18年度普通会計の黒字額は史上空前の10億円を超えています。また財政力指数や市民一人あたり経常一般財源は中位または下位にもかかわらず、経常収支比率や公債費比率、実質収支比率は高位です。こうしたかたよった財政運営は市民要求に応えたものといえるでしょうか。
A-1性質別歳出の推移(充当一般財源総額)(単位・百万円)
年度 人件費 物件費 維持       補修費 扶助費 補助費等 普通建設  事業 公債費 繰出金 積立金他 合 計
14 17,103 10,022 1,083 3,740 2,097 6,707 5,937 9,000 7 55,695
15 16,889 9,978 933 4,346 2,050 5,972 5,871 8,992 22 55,053
16 15,728 10,215 1,291 4,410 2,067 5,628 5,979 9,025 32 54,375
17 15,321 9,977 1,170 4,549 2,294 5,413 5,919 8,799 619 54,061
18予定 15,514 10,543 1,267 5,607 2,405 4,165 5,907 9,473 340 55,221
18 15,268 9,975 939 5,231 2,507 6,105 5,874 8,577 323 54,799  
19予定 15,520 11,656 1,682 5,462 2,436 4,812 6,147 9,163 539 57,417
18年度の充当一般財源総額は548億円で、17年度の540億円から増額となっています。さらに19年度は574億円と大幅増額が見込まれています。こうした中で普通建設事業は61億円と約7億円も増額となっています。しかし繰り出し金は2億円の減額となっています。普通建設事業の増額は年度末の道路用地の大量買い戻しや地方債の発行額の減額によるものと考えられます。繰り出し金減額は国民健康保険会計への繰り出しの主な減額です。さらに18年度当初予定の比較では普通建設事業は約42億円のでしたが、年度末には約61億円にふくれあがっています。一方扶助費は約4億円の減、繰り出し金は約9億円の減となっています。この結果から市民犠牲の増税は予想を上回り、その財源が何に使われたのかよく分かります。
A-2性質別歳出充当一般財源総額市民一人あたり北摂7市比較(18年度)(単位・円)
市名 人件費 物件費 維持補修費 扶助費 補助費等 普通建設   事業費 公債費 繰出金 積立金他 合  計
茨木市 57281F 37423B 3522C 19626B 9407F 22906@ 22037E 32178A 1209D 205589E
豊中市 75190B 22114F 795F 18860C 27998A 5282F 32298C 30805B 8584A 221926C
高槻市 67196E 25766E 3904B 17704D 11145E 11947A 24874D 29720C 5690B 197946F
吹田市 74176D 34058D 7504@ 23796@ 11401D 8105C 21632F 29308D 15791@ 225771B
箕面市 80152@ 39593@ 2815D 11856F 24511B 10449B 34724B 20844F 4894C 229838A
池田市 74224C 37313C 2664E 15425E 15056C 6350E 36767A 28356E 936E 217091D
摂津市 79635A 37471A 4837A 20287A 38365@ 6451D 52826@ 46292@ 681F 286845@
性質別支出の北摂7市の比較です。扶助費とはたとえば老人や障害者・乳幼児の医療費や就学援助などの経費も含まれています。補助費等とはたとえば障害者施設、民間や無認可保育所の運営経費の補助金などの経費も含まれています。茨木市は扶助費は第3位ですが、補助費等は最低です。 一方茨木市はあいかわらず公共事業(普通建設事業)への支出額ではダントツの第1位です。
B-1目的別歳出の推移(充当一般財源総額)(単位・百万円)
年度 民生費 教育費 土木費 衛生費 農林業費 商工費 消防費 公債費 総務・議会費他 合  計
14 12,662 9,058 11,894 5,476 514 265 2,599 5,937 7,290 55,695
15 13,197 9,296 10,892 5,356 516 263 2,465 5,871 7,179 55,053
16 13,517 8,599 10,321 6,252 487 274 2,417 5,979 6,529 54,375
17 14,278 8,673 9,905 5,598 427 273 2,442 5,919 6,546 54,061
18 14,559 8,953 9,971 5,715 431 311 2,633 5,874 6,352 54,799
日本共産党茨木市会議員団は市民の皆さんと力を合わせて運動に取り組み、さらに市議会でも奮闘し、税金の使い方を改めさ